小学生の時の話 -障害児の避難訓練-


私の通った幼稚園は公立小学校と同じ敷地内にある公立幼稚園でした。

幼稚園は、年少・年中と1クラスずつしかないのに全員が同じ小学校に上がれるので、他の園から来た子を合わせても1学年で100人に満たなかったし、お互いに顔なじみのクラスメイトと、楽しい小学校生活でした。

障害児を進級させるとき、親が学校側と交渉したという話を聞きますが、我が家ではそういったことは一切しませんでした。
幼稚園から大学まで全て普通学級で一般就職をした程障害は軽度なので、特に事前に学校側と話し合ったことはなかったです。
ちょっと留意したい時は、その都度担任の先生に伝えたりしていました。

1年生の1学期。
最初の避難訓練で、担任の先生が配慮してくれました。

警報が鳴って机の下に隠れて廊下に並んだあと、「走るのが遅いとついていけない」「児童が一斉に走ると転んで危ない」ということで、階段は「列の先頭を走る用務員男性の先生におんぶをしてもらう」ということをしたのです。
児童が廊下に並んだのを確認したら、わざわざ先生に来ていただいて。

周りはまだ足が悪いことについて奇異な目で見る子もいないので、本来は背の順だけど私が先頭にいることについては、とても自然でした。
「下まで降りたら皆と一緒に走ってね!」という条件付でしたが、「焦らなくても先生がおんぶするから大丈夫よ」と言ってくれて助かりました。

避難訓練で配慮があったのは、本当にこれが最初で最後でした。

階段を下りるのが少し遅れてクラスのみんなと離れてしまっても、降りたあとに担任の先生と並走すれば先生が着くまで人数確認は始まらないので、その間に遅れは取り戻せるし。
高学年になったら皆真剣味がないからダラダラ走っても間に合っちゃうし。

小学校生活で身体のことで一切からかわれず楽しく生活できたのも、小学校1年生のときのこの配慮があったからだろうと、感謝しています。


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by ayanonano | 2015-01-13 19:52 | 学童期~学生期のこと | Comments(0)