脳性麻痺の理解とリハビリの勉強のために私が読んだ本を記載します

①『疲れているあなたを癒す 足裏セルフケア』 (雑誌) 枻出版社
②『入谷式足底板 基礎編』 入谷誠 著 運動と医学の出版社
③『脳性麻痺リハビリテーションガイドライン第2版』 公益社団法人日本リハビリテーション医学会 監修 金原出版株式会社
④MEDICAL REHABILITATION No87 『脳性麻痺のリハビリテーション』栗原まな 編集 全日本病院出版会
⑤『運動療法学 障害別アプローチの理論と実際』 市橋則明 編集 文光堂
⑥『サルコぺニアの基礎と臨床』 鈴木隆雄/島田裕之 真興交易(株)医書出版部
⑦『二次障害ハンドブック』 二次障害検討会 著 文理閣
⑧『成人脳性麻マヒ ライフ・ノート』 万歳登茂子編著 クリエイツかもがわ
⑨『足診療マニュアル第2版』 藤井英夫/前澤範明 著 医歯薬出版株式会社
⑩『自分でできる慢性痛のセルフコントロール』 EMカタラノ/KNハーディン著 河野友信 監訳
⑪『いちばんわかりやすいテーピング図解テクニック』 齊藤隆正 著 オーイズミ
⑫ 福祉住環境コーディネーター教本
⑬ 薬学検定教本
⑭ PT/OT/ST養成校の学生が読む参考書
⑮ オープンアクセスな医学論文
⑯『脳性麻痺のリハビリテーション実践ハンドブック』梶浦一郎/鈴木垣彦 編著 市村出版
⑰『家庭でできるPNF整体』及川雅登 著 山根悟 監修 ベースボールマガジン社
⑱『発達障害の人の就活ノート』石井京子 著 弘文堂
⑲『発達障害の人のビジネススキル講座』石井京子/池嶋貫二 著 弘文堂
⑳『筋緊張に挑む (臨床思考を踏まえる理学療法プラクティス)』斉藤秀之/加藤浩 著 文光堂
㉑MEDICAL REHABILITATION No193『脳性麻痺のリハビリテーション -押さえておきたい二次障害への対応-』朝貝芳美 編集 全日本病院出版会

本棚を確認したら、上記の本がありました!

専門書は高いですが自分の知りたい内容がピンポイントに載っている本はなかなかないので、見つけるとつい買ってしまいます。

成人脳性麻痺者から一言言わせてもらえば、幼少期の療育に関する本は沢山あるけど、成人期の本は少ない。
特に二次障害の本は、私の探した限り、この世に2冊しかない悲しい話。

二次障害に関する本は、自分と麻痺の程度や症状の出かたが全く異なる方の場合は共感できるところが少ない印象があります。
でも、二次障害がどういったものなのかという理解にはなると思います。

皆さんもぜひ参考になさって下さいね!


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       先日、8年振りにジョギングをしてきました♪

ジョギングというよりも、ほぼほぼ歩きになってしまいましたが(°_°)
脳性麻痺者でフルマラソンに何度か出場したことのある方と一緒に。


走りたくて走りたくてウズウズしてた私に、付き合って下さいました!
「30歳までにホノルルマラソン完走をする」という目標に向けて練習。

“30歳までに”とは私が勝手に決めた適当な数です。
よく「30過ぎると体力も落ちる」って言うから。
「走れなくなる前に走っておきたい」という意味です。

私が「走った!」と言えるのは、高校3年生までです。

学校の外周3周が約4キロだったので、体育の授業や部活の基礎練習では、よく走っていました。

体調の変化で腰痛が起こるまでは30分程で走っていたけど、腰痛で走れなくなってからは40分以上掛かったし、ゴールしても先生しかいないということもありました。
他には、高校生になってまで冬に全校で「マラソン大会」がありました。2年では重度の捻挫で走れず欠席したけど、競技場まで出向いて5.5キロは走った気がします。

先日のランニングも、行こうか行かまいかギリギリまで考えていました。

下肢の衝撃吸収の仕方が上手くなく、すぐ負担が腰に伝わってしまう。
「8年間掛けてここまで治したのに、走ることは負担にならないか。」
「また元に戻ってしまったり悪化させる要因になるなら、止めよう」と。

だけど、走って良かったです。

走った後に残る多少の疲労と何年分もの“走りたい気持ち”を比べたら、
走らないほうが後悔すると思ったから。

8年間リハビリを続けて、ここまできた。
今は体調に波はなく落ち着いています。

だからこそできること。
このチャンスが、とても嬉しかったです。

二次障害と向き合うようになってから、
いろんなことを諦めて我慢してきました。

普段は「何で出来ないんだろう?」という気持ちでいっぱいだからこそ、
「出来るときには出来ることを楽しもう♪」

そう思ったんです。

「8年間かけてまたここまで体調を戻せたんだなぁ~」と思ったら、
自分のことなのに、色んな思いでじんわり来るものがありました。

これからもホノルルマラソンを目標に、積極的に練習したいです。


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斜視の話。
斜視とは、「視線が正しく目標物に向かわない」というもの。

「斜視の人と話す時、どこを見たらいいか分からない」と困ったことがある方もいるのではないでしょうか。

今日は「間欠性斜視」(たまに斜視になることがある)の私から、一言。

「 “しっかり相手の目を見て話す” ということは、大切なことだな 」と思う。

あまりに凝視しすぎても、相手から「何見てんだよ( *`ω´)!!」と怒られてしまいそうだけど…。
視線が合うことは、相づちなども含めて「話を聞いています」「理解しています」という合図になる。

脳性麻痺の方と話していると、相手が斜視でなかなか目線が合わないことが多い。
斜視になる原因は視神経や眼筋異常が原因のようですね。でも脳性麻痺者の場合、脳内の視覚を司っている部分が傷ついている場合があるようです。
そのような脳性麻痺者の場合、身体障害に合併して斜視を呈している方もいます。

斜視だけの場合、たとえ黒目の位置は目標物からずれていても、物を見る視力が変わったわけではない。
相手が斜視だからとこちらが目のやり場に困っていたら、その気まづい雰囲気が何を意味しているか、相手の様子から知ることができてしまう。
時々斜視になってしまう私も、相手が目のやり場に困っていると「私、今斜視になったんだな」と気がつく。

だから、たとえ相手が斜視でも、相手を堂々と見てあげて下さい。

片目の場合は、視線が合っているほうの目を見て話して下さい。両目の場合は尚更目のやり場に困るとは思いますが、鼻のつけねを見て話すと良いです。
両眼の中心にあるのが鼻ですが、そこに視線を落とすとより自然に相手を見ているように感じます。
斜視の方の視線がずれたからと、相手も一緒に斜視の目線に合わせて見てしまうと、こちらからすれば「この人どこ見て話してるんだろう?」と思ってしまうので。
(本当は「どこ見てるんだろう?」はこちら側が相手に言われるセリフなのですが。)

話しているときに視線が合わないと「本当に話を聞いているのか?」と誤解されることも多いです。
しかし、一度斜視になってしまうと元に戻るまで少し時間がかかってしまうものです。
だから、たとえ斜視の相手でも斜視を指摘せず自然体で、温かく見ていただけたらと思います。
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私の肘は、俗に言う「猿腕・猿手」です。医学的に言うと、「外反肘」

手のひらと肘を上に向けた状態で腕をまっすぐ前に伸ばし、両手の小指同士をくっつけると、肘から下がぴったりくっつきます。

外反肘は、先天的な奇形と、後天的には肘骨折後の変形治癒が主な原因で、外反の角度が強い場合に診断されるようです。
医師に「小さな時、肘の骨折した?偽関節になってる」と言われたことがありますが、上肢の骨折経験はないはずなので、おそらく先天性の変形だろうということになりました。
痛みと変形が高度な場合や審美的な問題があれば、骨切り矯正手術もあるようです。でも、外反肘であることだけでは問題にはならないようです。

問題になるのは、「肘部管症候群」になった場合。

私は先天的な外反肘から、昨年肘部管症候群を発症しました。私の場合、肘の変形だけなら見た目の問題だけで済んだところが、下肢麻痺の影響で上肢に頼ってきたことも、大きな発症原因だろうと感じています。

今の私の腕はかなり細いですが、学生時代は良く動けていたし、男子に劣らない握力もありました。学生時代は吹奏楽部でトランペットを吹いていましたが、当時は軽々と持ち上げていた楽器も、今ではかなり重いので、何事も身体に負担をかけ過ぎるのは良くないのかもしれませんね。

社会人一年目も立ち仕事・体力仕事だったので上肢に負担になっていたとは思いますが、その時は筋力もあったのでカバーできていた分発症しなかったのだと思います。その後は事務職に就き鍛えられなくなってしまったので筋力が落ち、負担を掛けると同じ症状を繰り返しています。

日常生活では、パソコン作業を長時間すること・重い買い物袋をぶら下げること・雑巾を絞る動き・ドアノブを回す動き・物を手前から引っ張る動き・雑誌をめくる動き・ボールを投げる動きで、痛みや痺れが出ます。
外反変形に対してはひねる動作が加わることで、肘部管症候群に対しては、肘の神経を圧迫することが症状を強めるのだと思っています。

痛みと痺れを超えて過用していると、手に力が入らなくなってきます。

対処方法は、負担の分散・軽減のために肘周辺に筋肉を付けること。
リハビリではゴムボールやパワーグリップやセラバンドなどで筋力を付ける努力をしたり、曲がり気味の腕を意識してほぐしたり、伸ばすストレッチしています。
日常生活でも利き手ばかり使わず、なるべく両手を使って作業するように心がけています。
ブログやメールの打ち込みが辛くなったらイヤホンを付けて電話にしたり、検索は音声入力にしたりしています。

私の場合、「下肢は麻痺しているけれど、手を使えば生活していける」と、知らず知らずのうちに使いすぎていたのかもしれません。
今は肘の外反度合いもさほど強くないし、筋肉でカバーするしかない。


これからも自分と向き合って付き合っていくことになりそうです。

※記載した外反肘と肘部管症候群の説明に関しては、あくまで私が医師から受けた説明で理解しているものです。
※脳性麻痺と外反肘や肘部管症候群は、直接関係ありません。


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結構な雨で寒い一日でしたね。

皆さん大丈夫ですか?
特に障害をお持ちの皆さんは、転倒などしていませんでしょうか?

私は今日リハビリに行ってきたので、びしょ濡れです((((;゚Д゚)))))))
毎日ニュースで見ている東北地方の雪に比べたら大したことないのに、結構な雨風に煽られて傘を開いたり閉じたりしながら帰ってきました。

病院到着が10分程遅れてしまいましたが、「この雨なら遅れるのは仕方ないですよ。転ばなくて良かったです!」と言っていただけて、いつも通りリハビリスタートできました。
「滑らないように歩いて来たからまた膝が痛くなって、寝違えたのか肩甲骨も痛いかも。」と言ったら、「あ〜。雨の道だから、身体に変に力入っちゃったのかな?」と言われたりして。

今日のリハビリは終始挙動不振に終わったような気がします。
最近は特にそうですが、不安定な場所では踏ん張りが効かないのです。
最近は以前に増して下肢の力が入らない。下肢の筋力不足だと思います。
雨の道で滑りそうになるのをゆっくり歩いた今日もそうですが、もっと足底で地面を掴むようにしっかり歩けたら良いのに。
最近のトレーニング不足もあって、何だか歩行がたどたどしい。

今日の病院でのリハビリは、最初と最後に姿勢の確認で、ふかふかのマットの上に立つのです。
平らな床の上ではかなり綺麗に歩けるし、転ばない自信もありますが、あえて不安定な場所に立つと、下肢麻痺こその自分の弱点が分かる。


不安定な場所でも踏ん張れる力が付けば、それこそ本当の“リハビリの成果”ですが、今は絶えず「怖いかも〜」と言って、マットの乗り降りには手を借りてます。
「支えてます!」という言葉を信じられるはずもなく、マット上ではオロオロしてしまいます。
男性がしっかり身体を支えてくれているから転倒は絶対ないはずなのに、それでも支えが弱い力に感じてしまい、フラフラする感じに恐々しています。
前回「絶対大丈夫だから、後ろに寄りかかって下さい」という言葉で後傾したら、膝崩れをしてしまいました。

ほら言わんこっちゃない( ̄^ ̄)ゞ

他の病院でリハビリした時も「治療台の上に立って」と言われた時に渋っていたら…。
療法士さんから「何が怖いの?絶対大丈夫だよ!倒れそうになったら壁触ればいいし、ここ病院だし、俺いるし!」なんてカッコイイこと言われたっけなぁ 笑
私は下肢麻痺の影響や廃用性の筋委縮もさることながら、元々偏平足で足部のアーチが低下しているので、バランスがより不安定になりがちです。

身体を支えて踏ん張る力。体幹と下肢の更なる強化、決定です!
これからはもっともっと寒くなりますね。皆さんご自愛下さいね。


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いつもブログを見てくださってありがとうございます。
コメントやメッセージをいただいて励まされています。

このブログ閲覧に関してのお願いがありますので、
以下を読んでいただきご協力いただければ幸いです。

①障害名・傷害名・症状等に関して必要以上の説明はしません。

私は脳性麻痺者であり、一患者です。私には医学の知識はありません。

このブログには、私自身の受診歴を通して医師の説明などに基づいて得た情報や、それによって私が自分で調べた内容等を記載しています。

悩まれている方がこのブログを見た場合、間違った情報を与えることになってはいけないと思っているため、私の経験から書き綴ることのできる脳性麻痺とその他の傷害以外に関する詳しい病態の説明は、控えさせていただきます。
「その説明をしなければ文章として成り立たない」という場合はできる限りで正しく記載するよう心がけていますが、それ以外については、閲覧者ご自身で新たに調べるなどして、より正確な内容を得ていただければと思います。

私は、傷病名の確認よりも、脳性麻痺を知らない方に対しての発信及び、同病の方との情報交換や想いの共有のためのブログにしたいと思っております。
尚、今まで私が記載した記事の中でピンポイントに閲覧したいものがある方は、当ブログ内の左中央検索バーにて、キーワード検索が可能ですのでご利用下さい。


②軽度脳性まひ者が生活の中で感じたこと考えたことを書いてます。

このブログを始めてから、多くの方に見ていただいています。

その中でも障害をお持ちの方からメッセージをいただくことが多いので、私もとても励まされています。

脳性麻痺は麻痺の程度と症状の程度が個々に異なり、差があります。私のように日常生活に支障なく歩いたり走ったりできる方から、常時介護が必要な寝たきりの方まで様々です。
障害名は同じであるにも関わらず個々の症状が異なるため、このブログ内での記載の仕方も難しいです。活発に意見交換をしたり、時にはブログ内の記載に関してご指摘をいただけるのも、障害の程度や症状の出かたに差があるからだと感じています。

このブログには、今までと変わらず、私自身が軽度の脳性麻痺者として生活していく中で感じたことや考えたことを綴っていきます。「一人でも多くの人に脳性麻痺という障害を知って、理解してもらいたい」「健康の大切さを伝えたい」という想いは、今後もずっと、変わることはありません。

しかしブログの傾向としては、あくまでも「軽度脳性麻痺者としての目線から書き綴っているものである」ということを、ご理解いただければと思います。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。
今後とも当ブログをよろしくお願い致しますm(_ _)m


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今日は、『PNFリハビリ』について。

病院リハビリ終了後受付に出す前に自分のカルテファイルを見てみると、そこには『PNF』の文字が。
帰宅後確認で検索エンジンに自分の行っているリハビリ内容を入れると、そこにも『PNF』の文字が。

サイトの説明に付属していた動画を見て納得しました。

どうやら最近私が言っていた「考えるリハビリ」は『PNF』という技法を使ってのリハビリだったようです。

『PNF』のポイントは、元々脳性麻痺などの中枢系疾患に対してのリハビリのために開発された技法というところです。
神経と筋肉をリンクさせることができる点ではないでしょうか。

別名は「固有受容性神経筋促通法」。

「促通」というと、ちょっと前に「6カ月の壁」を超える脳梗塞の治療法としてメディアに取り上げられた川平教授の『川平法』も、『促通反復療法』と言いますね。

関節可動域訓練や筋力訓練では、療法士さんから掛けられた負荷が強い場合、脳性麻痺者ではそれに抵抗しようとするときに筋緊張が発生してしまうこともあります。
しかし、PNFを使って掛けられる負荷は非常に軽いのにも関わらず、必要な部分がきちんと刺激される。また、身体もきちんと反応していける点が魅力的だと思いました。

リンク先:PNF研究所(学ぶところ沢山です!)
参考動画:HP左側のyoutube動画


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5.膝立ち歩行

●膝立ちの段階で腰を反らず骨盤を立てる

私一人では膝立ちの段階で腰が反ってしまい、その姿勢のまま膝立ち歩行をしても上半身を大きく振って歩くことしかできません。PTさんの指導や姿見は、正しい姿勢のために重要です。
膝立ちの姿勢がふらついた場合はその都度腹筋や背筋・下肢に最低限必要な筋力を見直したり、膝立ち姿勢でいる自分の前後に、PTさんやバランスボールを介して支えを作りました。

6.連続歩行に向けて(最終段階)

●骨盤を引き込んだ状態で一歩踏み込む練習

立位では骨盤を引き込むことは出来ても、どうしても歩き出すと姿勢が崩れてしまう私にPTさんが教えてくれたのは、踏み出し練習です。
“つま先は地面に着けたまま、かかとを上げる”という動作を、左右の足で連続させるというもの。
元々学生時代は部活が吹奏楽部でマーチングをしていたので、その時と同じ“ローマーク”という動作に苦労することはなく、骨盤を引き込むことに集中できました。

●踏み込んだ後の足部の向きと、脚部でのバランス維持の練習

せっかく骨盤を引き込んで一歩踏み込んでも、出した足が内反していたりフラフラ転びそうでは意味がありません。脚の付け根から真っ直ぐ降り出し、支える練習をしました。

●骨盤を引き込んで踏み込む動作を繰り返し、連続歩行にしていく

連続歩行をする際に骨盤と脚の向き以外に気を付けることは、“脚の力を抜く”ことです。
脚の力を抜かないと筋緊張を出してしまうし、ロボット歩行のようになってしまいます。骨盤は引き込んで腹筋に力は入っているが、脚はガチガチに固めないようにしました。

立位の前に、まず寝てから・座ってからの練習をし、感覚を忘れたらまた戻っての連続でしたが、立位で練習し始めた時もいきなり連続歩行はせずに、一歩ずつを積み重ねていきました。
毎日のこうした練習の積み重ねで、少しは正常歩行に近づけたかな?と思っています。また、腰の反りが減った分、痛みや他の部位への過度の負担もかなり減ったと実感しています。

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“骨盤を引き込む”動作や、“骨盤を立てる”動作を理解していなかった私に、PTさんは、「発達段階を追っていく」リハビリ方法で指導してくれました。出来ていない動作の発達段階までレベルを下げて取り組むようにしました。

2.仰向けの状態で練習

●腰が反っていない状態を理解する
腹式呼吸と胸郭を広げたり戻したりする動きを繰り返しながら、ベッドと腰との間に手掌が入らないようにする
●お腹に力を入れられるようにする
首に負担が掛かると痛みが出てしまう私は、仰向けで膝を90°に曲げた状態で膝下に入れたバランスボールに足を乗せ、ボールを前後に動かしました。

3.座位での練習

●正座や椅子に座った状態で骨盤を前後に動かす
初めは、骨盤を動かす感覚が分からなかったのですが、『リハビリ椅子 ホスラ―』を使って感覚を掴みました。お腹を股関節の方向に近づけていく感覚です。

4.四つ這いで腰と骨盤の動かし方を練習

●ヨガの「猫のポーズ」で腰を持ち上げたり反らせたりしながら骨盤を動かし可動域を出す
ハイハイで前進しようとするときPTさんに骨盤を掴み後ろに引くように力を加えてもらうと、蹴りだしの力が付いたように思います。


これらの練習で、骨盤を引き込みんで立てる方法を理解しました。


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最近のリハビリの良い影響か、恐らく脳性麻痺者にとって最も難しい「正常歩行に近い形で歩くこと」“骨盤を引き込んで、骨盤を立てたまま歩くこと”の感覚を掴み、少しの間正しく歩くことができました。
靴に足底板が入っている状態では既に腰を反らずに歩行することもできていたのですが、今回は、靴を介さずに達成しました。

私がリハビリで取り組んだ内容を書いていこうと思います。

まずは、第一段階。

脳性麻痺でも伸展タイプの私、腰椎の前弯が最も強かったのは、高校在学中の3年間だと思います。
これは、自分自身を振り返っての気づき。当時の写真で立っているものを見ると、かなり腰が反っています。
リハビリ通院をしていなかった、6年間のうちの後半3年間。高校生という日常生活が最も活発である中で、身体の状態が変わっていったのだと思います。

腰の反りを少しでも減らすこと。つまり、正常姿勢に近づけることは、腰痛や身体の負担を減らすためにとても大切です!
と言っても、脳性麻痺者にとって、正常な姿勢でいることは簡単にはできることではないです。だって、生まれて一度も正常な姿勢になったことがない、正常な状態を知らないのですから。
何度も腰を反らした歩行をしてしまう原因を作っている脳に正常な姿勢を覚えこませ、持続させる必要があります。恐らく何度練習して獲得しても無意識下での持続は難しいので、相当な意識下にはなりそうですが。
無意識下で出来たら苦労はしないし、それができないことが一番の課題かもしれないですね。

まずは、自分自身の腰の反りを認識することから始めました。

●今、腰を反っていることは実感していますか? → はい
●どうして反ってると分かりましたか? → 腰が痛いからです
●じゃあ、それを自分が思う真っ直ぐに戻せますか? → …う~ん…
●姿見で確認してみましょう! → だいたい出っ尻になっている
●お尻を突き出さず、骨盤を立てるって分かりますか? → …う〜ん…

初めは、こんなやり取りの繰り返しでした。

まずは、“自分の姿勢が通常とどう違うのか?”意識し、気づくことが大切ですね!


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