正しいお箸の持ち方マスターまでの道

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前回載せた、お赤飯。

ただ作り方を載せただけでは脳性麻痺者ではない! ということで、せっかく豆があるのだから、上肢リハビリ・お箸の持ち方の練習開始です 笑

医師の診断は両下肢麻痺と言われていますが、私は巧緻性不足を実感していて、「麻痺の部位は?」と聞かれた時に上肢を診てもらいながらこの話をすると、「日常生活なら不自由なく送れるくらいなのかな?」と言われることが多く、やっぱりゼロではないんだ、と思うようになりました。

脳性麻痺だから全身性疾患ですもんね。上肢や下肢・左右に出ている麻痺に強弱はあれど、筋緊張は全身に及んでいるんだと思ってます。

で。私がずーっと出来なかったのが、正しいお箸の持ち方なんですが、一昨年ブログを書いた時には、エジソンの箸で練習していると書きましたが、それからエジソンの箸は箪笥の肥やしになってしまい、また練習すら出来ないまま永遠に正しくは持てないのかと思っていたのですが、


最近、箸を正しく持ち、正しく動かし、食事出来るようになったんです。
掴めるものを見つける度に何十分何時間と時間をかけて連習し、一粒ずつ根気のいる動きが大変でしたが、お赤飯の前はこれでかも 笑

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生まれてからずっと反り腰での歩行しか出来なかった私に、腰を引き込んで立つことを教えてくれたのは、当時入職半年の新人PTさんでした。
そしてその何年か後になって、立位だけではなく腰を引き込んだまでの正しい歩き方を教えてくれたのも、私と同い年のPTさんだったんです。

凄いなって。
ベテランじゃなくても、熱意や〝教え方〟で麻痺者に変化を起こさせて、今からでも出来ることがあるんだなって、先生方の教え方に感謝でした。

今回私に正しいお箸の持ち方を教えてくれたのは私の高校時代の同級生です。病院の作業療法士をしていて、以前は私の障害受容に関してや身体障害者手帳の取得時にも話を聞いてもらったことがありました。

また年齢の近い療法士さんに力になってもらい、有難いことです♪( ´▽`)

高校時代の友人として会ってお茶してる時に、「そうだそうだ!私ね、まだお箸が正しく持てないの。」って、それじゃ休日出勤状態ですよね 笑

私がお箸を持つとクロス箸になること・動かすと分離運動が出来ていないこと・正しい持ち方と私の持ち方との違いなど教えてもらいました。

コンプレックスというわけでは全くないのですが、障害があっても相手が不快にならない最低限の身なりって必要だよなという思いがずっとあり、今回が初めてのことではなく直す気満々だったので、ひたすら練習!

麻痺は人によるので何とも言えませんが、私よりも状態の重い麻痺の方でも(脳性麻痺・脳梗塞)正しく持てている方もいらっしゃいますからね。

その時に調べた動画ですが、
これが分かりやすくて!!




私がお箸を持っている画像が無くてすみません。私は爪噛み癖があって今は全然伸びていないので、綺麗な手になったらアップで撮りたいなと。

「お箸を持っておくだけの握力はあるの?」とも聞かれたのですが、お箸を正しく持って正しく動かすと薬指と小指を握っていられずに浮いてしまったので、丸めた物を噛ませておく練習の仕方を教えてくれました。

カフェを見渡したらテーブルにおしぼりがあったので、それをロールにして指に挟んで「落とさないようにしながらお箸持って動かして」とのこと。

へ~!

一度も正しく持てなかった今までは何だったんだ?!って感じで、友人の上手なアドバイスのお陰で長年の問題が一瞬で解消し、友人に診てもらえている患者さんは羨ましいと思った程でした。私もか! 笑 感謝♡

お箸を正しく持ったり正しく動かすところまでは上手に出来るようになったのですが、ものを挟むのと口に運ぶ時の手首の向きがぎこちなくて掴めずに落としたりクロス箸に戻る時があるので、あと一歩のところです。

私の右手が全指怪我だらけで曲がりに曲っているので、正しいお箸の使い方をすると肘〜手まで地味に疲れるのですが、達成まであと少し☆

動画見てみて下さい。
麻痺者だけではなく、お子さんもヒントになる所があるかもしれません。

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by ayanonano | 2017-02-17 12:00 | 診察・リハビリのこと | Comments(0)