脳性麻痺者の筋緊張度合いは言葉かけで決まる?!ー私が考える筋緊張の抑制方法ー


今日はちょっと衝撃的なタイトルにしてみましたが、私は、脳性麻痺者の筋緊張の度合いは、人の言葉かけ次第で決まると思っています♪( ´▽`)

もちろん元々の麻痺の程度により筋緊張には個人差がありますが、言葉次第で凄く筋緊張が強まることもあるし、逆に一気に緩むこともある。

例えば、お出掛け前にバタバタしてる時などは、「早く!ここで待ってるから急いで!」って言葉を脳性麻痺者に言うのはタブーだったりします。

麻痺があり動作が緩慢なので、元々急げません。 むしろ「急げって言われた!急がなきゃ!」って思ったら余計に動作が遅くなり、空回りする。それに加えて〝見られている〟気配でも筋緊張が強まってしまいます。

だから、「ここで待ってるから急いで」と言われるよりも、「先に行ってるからゆっくり来てね」のほうが「誰も居ないゆとりある空間で作業できる。焦らなくても良いんだ」という気持ちでガクッと緊張度合いが落ちるんです。

病院でも同じ。

診察室に入る時に医師に見られていると既に筋緊張は高まりますが、検査時やリハビリ時には単に「力抜いて」だけじゃ筋緊張は落ちない。

それなのに、「力抜いて」の代わりに「ダラ~ン」って言われたら、全身の力がガクッと抜けて楽になる。他には、「フゥ~ッ」と言われても大丈夫。

不思議ですよね。

「そんなに力まないで力抜いて」だけじゃ「無理で~す」って感じなのに、「ダラ~ン」とか「フゥ~ッ」というイメージは、脱力しやすいんだと思う。

脳性麻痺でも知能に問題が無ければわざわざ成人に向かって子供っぽい言葉を使う必要ないと思われるかもしれませんが、あくまで筋緊張抑制のためなら、イメージが伝わりやすい言葉のほうが早い気がします。

私の場合、地図や図形や方向など瞬時に頭の中でカタチが描きにくいこともあり、病院でもベッドに横になる時点で「右向いて、左向いて」ではなく「あっち向き、こっち向き」と指で指示出ししてくれたら助かるのですが、

以前の通院先での診察で「寝て」とは言われず、ベッドを叩いて「ここに、ゴロン。フゥ~。上手!」って言われた時には、吹いてしまいました 笑

私も従ってしまいましたが、「今、超子供扱いされなかった?笑」って。でも心を許していた医師だったので私の筋緊張も一気に落ちて、体は凄く楽でした。麻痺を理解した誘導が上手いなぁと思ったのを覚えています。

外的要因(冷え・柔軟性不足・筋力不足など)でも筋緊張は強まりますが、内的要因(精神的緊張など)でも筋緊張の亢進を実感しています。

声を掛ける方・接する方は、ぜひ脳性麻痺者の思考にうまく働きかけ、筋緊張が高まり過ぎないような言葉選びや工夫をしてみて下さいね☆
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by ayanonano | 2016-12-17 12:00 | 脳性麻痺のこと | Comments(2)
Commented by 森紀美代 at 2016-12-18 08:59 x
ご無沙汰しています。

あやのさんの言われること、そうかもしれないなぁ~っと思い拝見させていただきました。

言葉がけの違いやドクターやリハビリの先生との信頼関係で筋緊張の状態も変化するかも。

安心感が一番なのかもね。
Commented by ayanonano at 2017-01-06 15:38
> 森紀美代さん

返信、大変遅くなってすみません>_<

あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いしますm(__)m

筋緊張抑制…

私の周りの脳性麻痺の方も同じように思っていたようですよ。
信頼や安心や言葉の力でリラックスできるって凄いですよね。