『アキレス腱延長術』への私の意見


先日、以前病院リハビリに行った時に、担当療法士さんと私が入院していた頃の話をしたことをふと思い出して、そこから、「アキレス腱延長術ってなぜ否定されるんだろう?」と思ったので、今日は私の意見を書いてみます。
そもそも「否定されてないじゃん?」と思われるかもしれませんが、アキレス腱延長術について調べると、「ヒラメ筋の減弱・筋緊張増加」・「腓腹筋の単独延長は勧めない」という記載を見ることがあったので、そのことです。


以前病院リハビリ行った時に療法士さんと、「小3の時に足手術したの?超若いね~!それ考えたらもう歳だよね~ 笑」なんて話しました。「長い入院期間は何して過ごしてたの?」とか「どうやってリハビリしたの?」とか色々。
その中の流れで、「でも手術したら色々治っちゃった。尖足も治ったし、色々良くなったと思う」と私が言ったら、「当たり前だよ!何言ってんの? 笑 手術して治ってなかったら手術した意味ないでしょ!」と言われたんです。
「昔手術した意味はあったし、頑張った甲斐もあったってことなんだよ」と。それが「ゆっくり待ったかと思えば、急に何を言い出すんだ」という感じのツッコミで、逆にその反応が「手術して良かった」と支えになったんです。

例えば私が感じているデメリットとしては調べた時に見つけた情報と同じで、下肢の支持性が弱まったこと。
もちろん、いろんなことがあって術後20年弱経っての今だから、必ずしも手術が原因!とは言えないですよ。
そして、緊張が強まった時は痛くて泣いたこともあったけど、それは『尖足改善』に敵わないと思うんです。

最大のメリットの『尖足改善』
足が地面に着くから出来たこと。

学校生活、小学校の林間学校でのハイキングや中学校での樹海完歩や高校での富士登山、小学校~大学の体育の授業や運動部のような吹奏楽部の活動。
退院後に一度傷の部分を擦ってしまったり、学校の体育の授業での縄跳びや跳び箱の練習でジャンプの連続の時やハードな部活動では「切れちゃうんじゃないか」と気になったりもしたけど、きちんと耐えてくれたアキレス腱。

尖足で歩いていた頃には足底にタコが出来て硬くなっていたのに、術後すぐに無くなっていたのを「すご~い!」と言っていた母のことも覚えているし、入院中に友達から「退院したら足が速くなってマラソン抜かれたらどうしよう」という手紙を貰っていたけど、本当に抜いたのも良い思い出だし。
退院後、「綺麗に歩けるようになったね!」と言ってもらえたのも嬉しかったなぁ。

そして何よりメリットデメリットを含めての『今の私』

うん。

18年経った今でもまだ私は尖足歩行になってないし、
私はアキレス腱を延長したことに後悔はないかな^^

賛否両論あるアキレス腱延長術への私の意見でした。

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by ayanonano | 2016-04-10 14:15 | 脳性麻痺のこと | Comments(3)
Commented by 森紀美代 at 2016-04-11 09:18 x
あやのさん、おはようございます。

私もアキレス腱延長術をしたひとりです。

今では、行われない古い術で。

あやのさんの言われるように、確かに下肢の支持力は弱くなってしまいました。

今となっては、現状を受け入れるしかないです。
Commented by 森紀美代 at 2016-04-13 01:34 x
小さいときの手術(小2)だったので、ドクターが言われるがままに親もそんなに詳しく聞かないまま手術をしてしましたが、足の支持力の低下の部分では本当によかったのかなぁ~っと思います。
Commented by ayanonano at 2016-04-15 11:07
>紀美代さん

そうなんですね。

今はアキレス腱延長術はあまりやらないということで、デメリットの記載と共に否定の意見もよく見ますが、そんな時代の中でもまだ延長術を選択する医師に診てもらっていたり、個々の状態から延長術を選択する患者さんもいると思うんですよね。

そういう人が情報を探しているときに、自分がこれから行う手術が全否定ばかりだと良い気はしないだろうな~と思って、「色々デメリットが言われているけれど、まず尖足改善というメリットがあるんだよ」というのを伝えたくて、今回の記事にしました。