ドレスコードの服のこと②


ドレスコードの服のこと①は → こちら

数があれば何か選べるものはあるだろうと、デパートに行った私と母。
私は値段やデザインで迷いそうで母にも一緒に行ってもらいましたが、
母とはケンカばかりで買い物でも言い合いになってしまう仲なのです^^;

案の定一通り見た中で母にリボンを結ばなきゃいけないものを勧められ
「縦結びになるから無理だよ」→「は?結ぼうと思えば結べるでしょ?」
「ていうか、何でエレベーターしか使えない訳?(一回一回疲れた…)」
というように、あと少しで後味の悪い買い物になりそうだったのです。

だけど、試着したところの店員さんがとっても親切だったのです^^
デザインも形も気に入り予算内であり、結局そこで購入したのですが、

「後ろに手が届かなくて全然閉められないんです」って言ってみたら、
「チャックとホックは私が閉めますそのまま出て大丈夫です!」とか
試着後にヒールをつっかけて出て下さいと言われたところで断ったら、
次から「ご自分の履きやすい靴のほうでどうぞ♪」と言ってくれたり。
初めは早々に着替え終わりを確認されたのが、途中からは無かったり。

同い年位だし、何着か着る間に結構時間があり色々と話したのですが、
障害があり普段はジーンズでワンピースは着慣れないことを伝えると、
店員さんが「たぶんそうじゃないかと思いました^^」と仰ったんです!
「狭い(フィッティング)ルームで椅子等置けなくてスミマセン><」と。

凄い♡こちらから伝えるのは気兼ねしていて随分遅くなってしまったけど
気づいていたんだなと、全く嫌な感情のないままで買い物できました♪
本当に有難くて、デパートに指名で感謝の連絡をしようと思う程でした。

私は、障害のある方の洋服選びには、2パターンあるかなと思います。
一つは、ジーンズよりもスカートやワンピースのほうが着やすい方々。
もう一つは、ジーンズなどパンツスタイルのほうが着やすい方々です。

支えがないと立位が不安定な方・脚をあまり上げられない方は、ストンと落ちてきて少しまたぐだけで脱ぎ着出来るスカートが良いと言います。

私は姿勢の影響でウエストでスカートがクルクル回ってしまうし、腰が反っているとワンピースの前側が持ち上がるので、ジーンズが良いです。
長時間脚を閉じることも出来ないのでスカートやワンピースは危険で^^;

私はジーンズの場合裾上げをお願いするので購入前に必ず一度は履いてみますが、障害のある方の中には裾上げせず履かれている方もいます。

狭いフィッティングルーム内での身体の負担を考えた面倒臭さと、店員さんとのやり取りを考えた心理的な影響や遠慮があるんだと思ってます。
ジーンズの裾上げはせずに、いくつかを折ったままで履いているのです。

決して横着とかいい加減ではなく、裾上げせずに幾つかジーンズを折った方を見ると、私は「あ!」と気づいたりして、気持ちが分かります。

身体を考えて服を着るとどんどんファッション性が失われていきますが、ファッションに疎いとか、おしゃれに全く興味が無い訳ではないんです。

「どうせ障害がある人は普段大したもの着ないでしょ」とか「どうせリハビリに行くだけなんだから服なんか何でもいいじゃん!」じゃないのです。

パーティーのコンセプトは「障害者もオシャレがしたい!着飾ってお出かけしたい!」の声に応えた「いつも以上に美しい空間作り」でした。

だから参加条件が、たとえ障害があっても、『全員正装』だったのです。

もっともっと障害者もオシャレしたり、試着室を使うことを伝えないと。
そして何よりも、まずは私自身が障害があってもオシャレを楽しむこと。

バリアフリー試着室(広さ・椅子・てすり)が増えればと痛感しました。

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by ayanonano | 2015-12-29 14:30 | 日常のひとコマ | Comments(0)