新しいインソールを作りました -その先と向き合う覚悟-


先日病院で、私にとって3つ目となる、新しいインソールを作りました。

それまでは8年間も、高校卒業前に作ったインソールを使ってました。
8年前は私は病名を知らず、腰痛は「気持ちの問題」と言われていた頃。
気持ちの問題じゃない!絶対治す!とPTさんを探し、足底板を作った。
そして本当に色々な事があった8年を経て今回新しいものに変わった。

高校生の時の通院先では、よく「いつ治りますか?」って聞いたなぁと。
だけどその度にPTさんは「大丈夫。絶対治るよ」って言ってくれてて。
「ちゃんとリハビリしないと治んないよ。ちゃんとってちゃんとね」と。

「ちゃんとやってるのに。いつまで続くんだろう」と思う日もあったけど
「治るよ」と言ってくれたから、治したい気力も続いたんだと思います。

振り返れば言葉通り、私が「これがちゃんとかな」と思う精一杯をやり、
時には楽しいことも犠牲にして心も身体も全てリハビリに向けたりして。
環境にも恵まれ腰痛を治せた。常時無痛に。これには、本当にビックリ。

腰痛がない時間が長くなるにつれ8年前の「絶対治す治る」を思い出し
「あ~。この時間のために頑張ってきたんだなぁ」と嬉しかったです。
そんな8年間の紆余曲折が詰まった足底板だからこそ、しみじみでした。
色々な思いで歩んだ8年間の一歩一歩・一日一日がだだ思い出深くて。

でもこれで終わりじゃなくて、腰痛が落ち着いた今は、他の痛みがある。
私に脳性麻痺という疾患がある以上、何らかの症状はあると思います。

専門家さえ「無理だろ」と思う時も不安や迷いを越えた先を信じること。
何が原因か明確には分からない身体で、ひとつひとつ原因を探ること。

些細なことで泣きながら帰った日もあればイライラして背いた日もある。
PTさんはどう思うか分からないけれど、バチバチした日もありました。
もちろんそこには私が無意識にPTさんを傷つけてしまった日もある訳で
共に歩んで頂いた環境が整った8年間がなければ、今の私はありません。

これからの8年間も、今まで歩んできた以上に紆余曲折あると思います。
どんなに頑張っても自分の期待通りの体調に進むかどうか分からないし
新しい補装具を作らないほうが良かったと思う日もあるかもしれません。
2つ目のインソールのように、2年目でボツにしちゃうかもしれないし。

今までの8年間と同じ時間を繰り返すかと思うと、気が遠くなります。
毎日毎日、悩ましいことのために、ひたすら試行錯誤の繰り返しです。

装具を作るというのは、
どう進むか分からない『その先と向き合う覚悟』なのかなと思いました。

インソールを作った以上、まずは歩かないことには、何も始まりません。
しっかりと強い意志を持って、将来思い出になるであろう毎日のために
新しいインソール(私の相棒)と共に、一歩一歩、歩んで行きたいです。

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by ayanonano | 2015-11-16 19:20 | 補装具・靴のこと | Comments(0)