担当医・担当療法士との関係について


どのように記載したらいいか、ずっと迷っていたこと。
賛否両論あると思いますが一意見として記載します。

その前段階として、まずはこの言葉をお読みください。

この言葉は、昨年通院先で治療がうまく行かず、私が言いたいことの100分の1も言えずにいた時に、もどかしい気持ちから浮かんだ言葉です。

長く見てもらっていると、「何でこんなことも分かってくれないの?」って思いますよね。私も頻繁にあるので、その気持ちは分かります。

だけど、冷たい言い方をすれば、担当医・担当療法士は他人です。「そこまで求めちゃダメ。」と。
あくまで患者自身が障害(傷害)と向き合おうとしていることに対してお手伝いしてくれている方々。
障害(傷害)を持たなかったら出逢わなかった方に、こんなにも自分の人生を支えてもらっている。

それってすごいありがたいことだから、まず感謝しかないと思うんです。

逆に私は、療法士:患者=9:1の関係になるのはおかしいと思います。
専門職で他の人の目が届かなくて担当者の単独判断に従うしかない。

だけど「療法士と患者が9:1の関係なんておかしいよ!患者が委縮して言いたいことが言えない関係なら、どんなに長く診てもらっていてもどんなにベテランでも、ペアを組む必要ない」と言われたことがあります。

自分の障害と向き合うために必死になって情報収集している患者たち。
医療機関を受診の際に決してその知識をひけらかしていることはないし
「自分の症状だから自分で伝えないとと思っているから言ったのに」と。

また、「何でも聞いて!何で聞かないの?」と言う医療関係者の場合、
何を聞いたら良いかも分からない、「分からないことは聞けません。」
だから専門職の方と対等に話すために沢山の情報を持とうと勉強する。

もちろん「障害と向き合うために頑張ってるんだな」と思ってくれて、
あえてそのことを否定せず、色々と専門的にも伝えて下さる方もいます。
でも、中にはそのことをよく思っていない医療関係者の方もいるんです。
要するに、「素人のあなたに何が分かるの?」という威圧的な人ですね。

脳性麻痺の私の担当になった療法士さんに本当に申し訳ない気持ち。

だって、本当に結果が出ないから、かわいそう。
骨折みたいに時間の経過と共に良くならないし。

「CPか…面倒臭いなぁ…」って思っている療法士さんもいるはずです。

私もそれはよく分かっています。いつも、本当に申し訳ないなぁって。
「もっと治療結果が分かりやすい疾患の担当が良かったよね」と思う。
でも、だからこそ患者側も頑張って沢山勉強して伝えるはずなんです。

それでも『9:1の関係』なら、病院を変えてもいいと私は思っています。

新し病院の新しい療法士と『5:5』の関係を目指すべきだと思います。
私はリハビリは患者と療法士の二人三脚で成り立つものと思っていて、
やるべきはリハビリであり、療法士との関係に悩むことではありません。

(フィギュアスケーターの浅田真央さんのコーチ、佐藤信夫さんがソチオリンピックの後、「二人三脚で金メダルを目指すには、選手とコーチの関係が5:5になることが望ましい。だけど私はあなたの先生だから、少しだけ言いたいこと・言うべきことを増やして、二人の関係は6:4の関係にしよう。だけど残りの4は、そちらからも思ったことを言ってほしい」というような内容を浅田選手に伝えたと言っていましたね。それを聞いて、とっても勉強になったのを覚えています!)

なかなか難しいとは思いますが、心掛けとして…。

他人と話すよりも先に、まず自分と対話すること。
闇雲に調べるより先に、通院先に聞いてみること。

担当者と「分かり合う努力」をしてみましたか?
言いたいことは、本当に全部言えていますか?
あなたが受診した「今日の収穫」は何ですか?

私も全然出来ていないので、自分への戒めとして書きました。
リハビリは大変なこともありますが、お互いに頑張りましょう!

※「リハビリを受け入れて下さった医療機関との関係を何とか切らさないためにと、担当医・担当療法士との関係で無理をしている方・悩んでいる方は、私だけではなく、沢山いるなぁ」と感じています。「モンスターペイシェントになってしまうのはおかしいし、逆に何も言えないまま縮こまってしまうのも違う」という思いがあり、リハビリ通院をしている私の目線で担当者との関係について記載してみました。担当医・担当療法士との関係についての考え方は色々だと思いますが、あくまで脳性麻痺者の私個人の一意見として、目を通していだだければと思います。
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by ayanonano | 2015-07-11 13:00 | 診察・リハビリのこと | Comments(2)
Commented by 森紀美代 at 2015-07-13 09:23 x
あやのさんおはようございます。
私もあやのさんと同じことを思ったことがありました。

療法士の先生との関係、5:5の関係が望ましいと思います。

どんな些細なことでも相談できる信頼関係というのかな…
同じ思いを持ちリハビリに取り組む、どんなに時間がかかったとしても。
私は今いい先生と出会え幸せに思いながらの通院ができています。

ここまでの道のりは長かったですが…
Commented by ayanonano at 2015-07-15 13:08
>紀美代さん
こんにちは。お久しぶりですm(_ _)m

紀美代さんご苦労されてきたから、合う担当の方に出会えて本当に良かったですよね。

同じ思いを持ってリハビリに取り組むというのは本当に大切だと私も思っています。
一緒にリハビリをしていても、気づけば思い(目標)は違ったということはあるので、
機会がある度にお互いの思いを確認しながら治療を進めていくというのが大切ですよね!