就活以前の問題? -下肢麻痺が原因でできないお辞儀-


大学3年生から就活の具体的な取り組み方や面接対策の実践練習などが始まりましたが、私は「お辞儀」ができなかったのです。
お辞儀ができないなんて自分自身ですら意外なところでのつまづきで、「本当にどうしようか…」と思ってしまったことがありました。

身体バランスが不安定で重心を下に下げるとフラフラして恐怖心もあるし、履きなれないヒールも履いているし、面接という普段以上に筋緊張が高まってしまう場でもあり、会場では、ガチガチのロボット状態でした。

以前、私の学生時の経験として、「下肢麻痺が原因で高い所が怖い」という記事を出しましたが、それと似たようなもの。

面接で緊張してしまうのは、“準備して自然体”という大学の就活訓を大切にしながら練習をして、場数を踏みつつ場慣れしていきながらも、お辞儀は正直、あまり上達はしませんでした。
「バランス能力が向上すれば綺麗に決まるのではないか」とか、「一からリハビリをして身体を作り直そうかな」などと色々考えたのですが、就活続きで忙しい時期にそんな時間は取れないし。
とにかくスムーズな立ち回りと安定感のあるお辞儀ができるようになろうと、ひたすらお辞儀だけ練習をし続けました。

障害があるとはいえ、まずは第一印象が全てなのは、健常者と同じ。
練習の場では、お辞儀がぎこちない私に「もしかして今まで、人に頭下げたことない?」というコメントもありました。

(私を理解して下さっていて熱心にご指導して下さった方からの言葉なので、私を批判する意味は全くありません。)

厳しいようですが、脳性麻痺者であろうとなかろうと、面接時に筋緊張が強まろうが強まらまいが、ぎこちない動きで相手に「そう見えてしまったら・そう分かってしまったら」。
たとえ一瞬であろうとも印象は決まり、「全て実力のうち」ということで、合否の判断に影響しまいます。

今はその後のリハビリで姿勢も安定したし、新卒時の就活の時よりは綺麗にできるようになりました!

だけど、面接の受け答えとは違う所で判断されちゃうというのが、練習の成果を出しきれていない気がして、モヤモヤしていたのを思い出します。
身体障害があると、お辞儀という何気ない動きも、難しいですよね〜!
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by ayanonano | 2015-05-15 14:30 | 就職・仕事のこと | Comments(0)