話相手が斜視の時、どこを見ればいい?


斜視の話。
斜視とは、「視線が正しく目標物に向かわない」というもの。

「斜視の人と話す時、どこを見たらいいか分からない」と困ったことがある方もいるのではないでしょうか。

今日は「間欠性斜視」(たまに斜視になることがある)の私から、一言。

「 “しっかり相手の目を見て話す” ということは、大切なことだな 」と思う。

あまりに凝視しすぎても、相手から「何見てんだよ( *`ω´)!!」と怒られてしまいそうだけど…。
視線が合うことは、相づちなども含めて「話を聞いています」「理解しています」という合図になる。

脳性麻痺の方と話していると、相手が斜視でなかなか目線が合わないことが多い。
斜視になる原因は視神経や眼筋異常が原因のようですね。でも脳性麻痺者の場合、脳内の視覚を司っている部分が傷ついている場合があるようです。
そのような脳性麻痺者の場合、身体障害に合併して斜視を呈している方もいます。

斜視だけの場合、たとえ黒目の位置は目標物からずれていても、物を見る視力が変わったわけではない。
相手が斜視だからとこちらが目のやり場に困っていたら、その気まづい雰囲気が何を意味しているか、相手の様子から知ることができてしまう。
時々斜視になってしまう私も、相手が目のやり場に困っていると「私、今斜視になったんだな」と気がつく。

だから、たとえ相手が斜視でも、相手を堂々と見てあげて下さい。

片目の場合は、視線が合っているほうの目を見て話して下さい。両目の場合は尚更目のやり場に困るとは思いますが、鼻のつけねを見て話すと良いです。
両眼の中心にあるのが鼻ですが、そこに視線を落とすとより自然に相手を見ているように感じます。
斜視の方の視線がずれたからと、相手も一緒に斜視の目線に合わせて見てしまうと、こちらからすれば「この人どこ見て話してるんだろう?」と思ってしまうので。
(本当は「どこ見てるんだろう?」はこちら側が相手に言われるセリフなのですが。)

話しているときに視線が合わないと「本当に話を聞いているのか?」と誤解されることも多いです。
しかし、一度斜視になってしまうと元に戻るまで少し時間がかかってしまうものです。
だから、たとえ斜視の相手でも斜視を指摘せず自然体で、温かく見ていただけたらと思います。
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by ayanonano | 2014-12-21 18:33 | 視覚・斜視のこと | Comments(0)