肘のこと -外反肘と肘部管症候群-



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私の肘は、俗に言う「猿腕・猿手」です。医学的に言うと、「外反肘」

手のひらと肘を上に向けた状態で腕をまっすぐ前に伸ばし、両手の小指同士をくっつけると、肘から下がぴったりくっつきます。

外反肘は、先天的な奇形と、後天的には肘骨折後の変形治癒が主な原因で、外反の角度が強い場合に診断されるようです。
医師に「小さな時、肘の骨折した?偽関節になってる」と言われたことがありますが、上肢の骨折経験はないはずなので、おそらく先天性の変形だろうということになりました。
痛みと変形が高度な場合や審美的な問題があれば、骨切り矯正手術もあるようです。でも、外反肘であることだけでは問題にはならないようです。

問題になるのは、「肘部管症候群」になった場合。

私は先天的な外反肘から、昨年肘部管症候群を発症しました。私の場合、肘の変形だけなら見た目の問題だけで済んだところが、下肢麻痺の影響で上肢に頼ってきたことも、大きな発症原因だろうと感じています。

今の私の腕はかなり細いですが、学生時代は良く動けていたし、男子に劣らない握力もありました。学生時代は吹奏楽部でトランペットを吹いていましたが、当時は軽々と持ち上げていた楽器も、今ではかなり重いので、何事も身体に負担をかけ過ぎるのは良くないのかもしれませんね。

社会人一年目も立ち仕事・体力仕事だったので上肢に負担になっていたとは思いますが、その時は筋力もあったのでカバーできていた分発症しなかったのだと思います。その後は事務職に就き鍛えられなくなってしまったので筋力が落ち、負担を掛けると同じ症状を繰り返しています。

日常生活では、パソコン作業を長時間すること・重い買い物袋をぶら下げること・雑巾を絞る動き・ドアノブを回す動き・物を手前から引っ張る動き・雑誌をめくる動き・ボールを投げる動きで、痛みや痺れが出ます。
外反変形に対してはひねる動作が加わることで、肘部管症候群に対しては、肘の神経を圧迫することが症状を強めるのだと思っています。

痛みと痺れを超えて過用していると、手に力が入らなくなってきます。

対処方法は、負担の分散・軽減のために肘周辺に筋肉を付けること。
リハビリではゴムボールやパワーグリップやセラバンドなどで筋力を付ける努力をしたり、曲がり気味の腕を意識してほぐしたり、伸ばすストレッチしています。
日常生活でも利き手ばかり使わず、なるべく両手を使って作業するように心がけています。
ブログやメールの打ち込みが辛くなったらイヤホンを付けて電話にしたり、検索は音声入力にしたりしています。

私の場合、「下肢は麻痺しているけれど、手を使えば生活していける」と、知らず知らずのうちに使いすぎていたのかもしれません。
今は肘の外反度合いもさほど強くないし、筋肉でカバーするしかない。


これからも自分と向き合って付き合っていくことになりそうです。

※記載した外反肘と肘部管症候群の説明に関しては、あくまで私が医師から受けた説明で理解しているものです。
※脳性麻痺と外反肘や肘部管症候群は、直接関係ありません。


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Commented by nori at 2015-03-21 16:29 x
こんにちは

先日はお返事ありがとうございました。
いつも読ませていただいてます。

私は昨年、リハビリ科の先生に「反張肘だね」と言われました。
なんだか肘の内側が痛い時があるんです。それを伝えたら診てくださって…そう言われました。

やはり肘痛むことはあるのですか。
Commented by ayanonano at 2015-03-25 19:46
>noriさん
返信が大変遅なって、申し訳ありません!

反張肘と外反肘は同じなのですね?
私はいつも外反肘と言っているので、調べてしまいました^^

肘、痛むことはありますよ。
過用していると筋肉が詰まってくるのでほぐしてます。
学生時代の卒業論文でword用紙20枚分にぎっしりタイピングしたときは、どうやったら手を使わずに生きていけるか本気で考えました^^;