片麻痺性偏頭痛について


今日は私が3年前に罹患した『片麻痺性偏頭痛』について記載します。

それまで一度も頭痛を起こしたことのなかった私が、脳梗塞の前兆 TIA(一過性脳虚血発作)と間違えた頭痛です。
神経内科の医師からも「もしかしたら既に何度かTIAをやったのでは?」とまで言われた、ちょっと特殊な頭痛です。

◆一般的な偏頭痛の特徴
・頭痛発生の要因は「遺伝」「ストレス」「生活習慣」「月経」等さまざま。
・血管の拡張が原因で頭痛が発生している場合が多い。
・血管の拡張を抑える薬を飲むと頭痛が治まる場合が多い。
・頭痛前に「光が眩しく目がチカチカする」「眼が痛い」「ギザギザが見える」「眩暈がする」「吐き気がする」「耳鳴りがする」「匂いに敏感になる」等の前兆を伴っている人がいる。
・前兆なく頭痛だけ起こる人がいる。

◆片麻痺性偏頭痛の特徴
・頭痛発生の要因は「遺伝」「ストレス」「生活習慣」「月経」等さまざま。
・血管の収縮が原因で頭痛が発生している。
・血管の収縮を抑える薬を飲むと頭痛が治まる場合が多い。
・頭痛前に「光が眩しく目がチカチカする」「眼が痛い」「ギザギザが見える」「眩暈がする」「吐き気がする」「耳鳴りがする」等の前兆を伴う。
・頭痛発作時に片麻痺(運動麻痺)を伴う。
・頭痛発作時に「言葉が出ない」(喋れない)ことが多い。
・頭痛が起きている側と片麻痺が起こっている側が同じである。

◆片麻痺性偏頭痛の人が気を付けること
・前兆を含めた頭痛発作が、脳梗塞の前兆TIA(一過性脳虚血発作)と似ている。
・頭痛発作時に片麻痺(運動麻痺)が起きているので動けなくなること。
・頭痛発作時に耳鳴りや失語が起こることがあるのでコミュニケーションが取れない。
・頭痛発作時に血管を収縮させる薬を飲むことは、脳梗塞に移行させる可能性があり危険。
・市販薬は血管拡張タイプの頭痛向けであることが多く、血管収縮薬が含まれていることが多いので飲まない方が良い。

◆私が行った治療
〈神経内科受診〉
Ca拮抗薬 テラナス服薬 → 副作用である歯肉炎(歯肉増殖)が起 こり、断薬
抗癲癇薬 デパケン服薬 → 服薬のし過ぎで血中濃度が高まってしまい、「過度の眠気」や「だるさ」「吐き気」「手足の痙攣」で起き上がれなくなったため、断薬
服薬期間は半年で、血管を拡張させて血液の流れを良くしたり脳神経の興奮を鎮めたりする薬を飲んでいました。

◆日常生活の注意点
・「頭痛持ち」の人でも、それが命に関わりのない頭痛であると診断してもらうこと。
・普段から頭痛があるからと言って、「今回の頭痛もいつもと同じ」と侮らないこと。
・生活パターンや動線を変えず、頭痛を発生させるようなストレスをかけないこと。
・普段から健康的に生活し、小さな変化を捉えることができるようにしておくこと。
・特に「頭痛もち」の人は普段から「お薬手帳」や「頭痛ダイアリー」を持つこと。
・偏頭痛や緊張型頭痛等だけでなく、血管拡張型か収縮型か等も判断できる医師を主治医に持つこと。
・脳梗塞や危険な頭痛の可能性もあるので、頭痛が起きたら素人判断はせず医療機関を受診すること。

◆脳性麻痺との関連
私の場合は、脳性麻痺になった大元の原因が『大脳皮質形成異常』という脳奇形が原因のため、医師からは「元々脳奇形があるので、今後、いつどのような二次的な頭痛を起こすかは分からない」と言われました。
ただ、私が頭痛を起こした時は、社会人1年目で仕事がかなり忙しく、疲労も溜まっている時でした。
それに、母が頭痛持ちであることで「母娘遺伝もあるかも」と言われたことや(女性はホルモンバランスが崩れやすいため、誰でも頭痛は起こしやすい)「閉経すれば落ち着くかも」と言われたことで、障害との関連性は私には分かりません。

◆伝えたいこと
普段は患者本人が生活習慣に気を付けるのと同時に、発作の時には「どれだけ周囲の人に気付いてもらえるか」というのも大切です。
多くの人に、『片麻痺性偏頭痛』を覚えていただけると助かります。


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by ayanonano | 2014-11-02 18:23 | 頭痛・てんかんのこと | Comments(0)